商品説明
<古書>昭和21年11月/北日本社/B5版/24頁。
表紙、スレ、ヨレ、ヤケ、シミ、角折れ、傷みあります。本文、ページに1カ所破れ。画像参照ください。読書に支障はありません。古書感ご承知おきください。冊子となっていて、製本はされていません。二つ折りのページが重ねられている形になります。
昭和21年、戦後間もない発刊ということもあり、威厳も誇りも失った日本人に胸を張るものは何もないのか?という問いかけの元に、延々と伝え継がれてきた昔噺のなかにその魂を拾い上げるという試みのようです。
冒頭は牧野富太郎の南瓜類一夕話。書き出しから、植物の呼び方が乱れている事への不満を垂れ流しながら、南瓜類の来歴から、呼称のの変遷まで長々綴っています。南瓜の昔噺と言えなくもないですが、最初の記事としては、読み手には重いかもしれません。
編集後記の文章がとても良いので、是非読んで頂きたいです。