商品説明
<新刊書>矢萩多聞、つた・著/世界思想社。
装丁家(父)と、つた(娘)の「美しいとは何か」をめぐる対話。
WEB連載作に書き下ろしを加えて編集されています。
生き物のような、題字と装画の個性が光っています。
美しさの感覚は人それぞれ、それでもあらゆるものに美は見つけ出せる。みんな色々でいいんだよ、と優しい気持ちにさせてくれる作品。
「美しいとは何か」は「幸せとは何か」にもつながっているのかもしれません。
辛く苦い体験も、まっすぐに飾りなく綴る語り口が爽やかで、心に響きます。
娘のつたさんの名前も、植物のツタからとったというので、植物好きには嬉しいところ。
人には今何が必要で、何が足りないのか、そんなことも考えつつ読んでみてください。