商品説明
<古書>リチャード・シュヴァイド 著/土屋晶子・訳/エクスナレッジ。2014年7月初版1刷。カバー、スレ、キズ少々。天地小口、薄くヤケ。本文、おおむね良。帯無し。使用感少なくきれいです。希少品のため、古書ですが値段高めです、ご了承ください。
タコの何を知っているかといえば、足は8本、吸盤がある、無脊椎動物、頭足類、墨を吐く、美味い。くらいでしょうか。
本書では、7章にわたり、タコの全てを語りつくしています。
前半、タコの身体、タコの脳、タコの知性では、研究の歴史からみられる、その驚くべき機能や、感情さえ持っているのではないかと思わせる、知的な行動と、観察力、それぞれの個体が見せる個性的な反応が、人間味みたいなものを感じさせてくれます。
タコは遊ぶというからびっくりです。
とにかく、タコは眼でよく観察しているらしいです。
タコの脳は大きく複雑で、この脳を解明することで、どうやって私たち人間が知的な行動をとるようになり、個性や感情を獲得するようになったのかの解明にもつながるかもしれないという事ですので、これからのタコ研究にも注目です。
後半は、人間との関わりを中心に語られています。