商品説明
<古書>工藤庸子・著/東京大学出版会。2003年4月初版。カバー、スレ、キズ、少ヤケ、少ヨレ。本文、少しヤケ、ページに折れ気味のところありますがおおむねきれいです。帯あり。増補版ではありません。旧版です。
まず、定説を疑うということが、真実にたどり着くには必要な作業ということが、頭ではわかっていてもなかなかできないものです。
ヨーロッパというものが、現在もヨーロッパたる所以を既存の文化・文学・歴史学の概念から離れて、まるで月の裏側を見るようにその真の姿に迫ろうとしているようです。
ただ、これは序盤に過ぎない様で、まだまだ道のりは険しい様子。
非常に多岐にわたる分野が織り交ざるので、読むのは大変かもしれませんが、歴史、文学、宗教・思想・芸術・民族・地理などに興味をお持ちの方は、面白く読めると思います。