商品説明
〈古書〉三浦恵子・著/めこん。2011年5月初版1刷。カバー、スレ、キズ少々、背に強めきずあり。本文は使用感少くきれいです。帯なし。
歴史に翻弄されてきたカンボジア。冒頭の著者の言葉が心に突き刺さります。
「ほとんどすべてを失った人々は、それでも微笑むことを忘れていなかった。と言うよりもむしろ、微笑むことが生き延びるために必要だったと言う方が正しいかもしれない。」
アンコール遺産の歴史と意義と価値を考える時、世界遺産というものが人間に与える本当の意味と人類が残しておくべきものの真の姿が見えてくるように思います。
カンボジア、アンコールの歴史と現在、世界遺産としての将来の姿や問題点を考察しています。人間の罪深さ、自然や文化を残していくことの大切さと難しさを思い知る一冊。
管理番号M-4