商品説明
<古書>奥野卓司・著/岩波書店。2009年8月1刷。カバー、他、薄くヤケありますが使用感少なくおおむねきれいです。帯あり。
文化人類学の大きな枠の中で、細分化していく人類学の一つ「情報人類学」。古からの伝統的社会を対象とする民族人類学とは異なり、調査・考察の対象が現代から近未来ということのようです。増大する情報量、加速する伝達スピード、情報というものが私たちの生活に及ぼす影響は、日々強くなっていくことでしょう。情報をどうとらえるかでその価値までも全く異なるものになってしまうかもしれません。情報を発信するメディアと受け取る人間の関係性を調査し、これからの情報社会の在り様を考察しています。情報とは何か、メディアとは何かということの整理にもなると思います。
管理番号M-1