商品説明
<古書>ジョン・オルコック・著/長谷川眞理子・訳/新曜社。2004年1月初版1刷。
カバー、スレキズ、薄くヤケ、少し色褪せ。他、薄くヤケありますがおおむねきれいです。
非常に難しい問題というか課題です。専門外なので、書評は避けますが、この先も永遠に問題提起されるであろう「社会生物学」という比較的新しい学問分野。
ひとつの生き物としての「ヒト」と社会的存在である「人間」の生物的な行動と、倫理的な思想・規範による行動と思考の捉え方の違いは、永遠のテーマでもあると思います。
他の生物たちのコミュニティでも、およそ見た目に不合理と思われる行動をとる意味を、生理的な反応というより、なぜそのような行動をとるかという「生物社会」の中での行動様式みたいなものを見出そうとしているようです。かなり読み込まないと理解は難しいかもしれませんが、専門分野の方にはとても意味のある本だと思います。また、専門外の方でも読んでおいて損はないと思います。希少品につき、定価より高価になっています。ご了承ください。
管理番号M-2