商品説明
<古書>今泉みね子・著/白水社。2008年5月初版。カバー、スレ、縁少ヨレ。他、薄くヤケありますが、おおむね状態は良いと思います。帯あり。
ドイツ語の翻訳者であり環境ジャーナリストである著者の生家は文京区弥生2丁目。当店所在地と同じ地区で生まれ育った様子。半世紀以上前のこの地区の自然風景や都電の情景なども書かれています。都内でありながら、まだ樹々やその他の植物、昆虫などの生息が豊かだったころに幼少期を過ごしたこと、著者の祖父や父が色々な生き物や考え方のレクチャーをしてくれたことが、その後の著者の背骨の支えになっているようです。
この本では、日々の生活の中から「環境負荷・保護」について綴るエッセイとなっています。
移住したドイツから見つめる世界のエコ。
「環境にやさしい」という言葉の裏にある矛盾も率直に語っています。
環境を守ることについて、気負わず考えられる一冊です。
管理番号M-1