商品説明
<古書>山本芳夫・著/山本美雪・編集装丁/私家版/平成24年1月20日初版/四六判/443頁
カバー、スレ、キズ、背の縁に少し傷み。天地小口、ヤケ、シミ。天、シミ多めr。本文、薄くヤケ、後半上部に濡れによるしわヨレありますが、通読に支障はありません。ご了承ください。
大学生時代に召集を受け、学徒出陣から海軍予備学生、海軍航空隊に入隊し、終戦、除隊を迎えるまでを綴った従軍の記録。
著者の逝去後に、ご家族が原稿を発見して、孫である山本美雪氏が大学の卒業制作として編集装丁をして製本書籍化した作品。
カバーは著者が使用していた飛行帽をモデルにして、折り返しをうまくデザインして製作されています。表紙写真は、著者自身が機上から当時撮影したもののようです。
著者自身も参加した、神宮・国立競技場の学徒出陣壮行会の様子も克明に。
日記形式で、淡々と綴られていますが、有無を言わさぬ空気感、得体の知れない圧力に支配され翻弄される様子が伝わってきます。
一人の学生が兵士として戦争にかかわるとき、何を思うのか、どう過ごしてきたのか、後世に伝えて行くべき、貴重な文章。
管理番号M-戦争、日本史、ノンフィク